報道されない尊い犠牲の存在
遠藤未希さんが住民に避難を呼びかける災害放送の動画を見るたびに、未希さんの記事をブログで読むたびに涙が出て止まりません。
住民の避難を呼びかけていたのは未希さんだけではありません。避難や救助のために活動されて亡くなられた警察官や消防士の方もいます。
そういう報道されないひとりひとりの尊い犠牲も忘れてはいけないと思います。
彼らの最後の言葉 http://kokurabbc.blog75.fc2.com/blog-entry-135.html
遠藤未希さん 安らかにお眠りください
防災無線で避難呼び掛けた女性職員の遺体発見 左足首に夫プレゼントのミサンガ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110502/dst11050211290008-n1.htm | ||
命尽きるまで避難を呼びかけた南三陸町女性職員・遠藤未来さんの死を悼んで http://blogs.yahoo.co.jp/sakurai4391/34655271.html |
亡くなられた方の死を無駄にしないために
今度の震災で亡くなられた方と未だに行方不明の方の合計は二万人を超えます。今後、遺体が見つかったとしてもその身元確認は困難なことだろうと思います。
4月23日、無線で住民に避難を呼びかけていた宮城県南三陸町の町役場職員遠藤未希さん(25)の遺体が見つかりました。未希さんは、自分が避難することよりも住民の避難を必死に呼びかけていたのだろうと思います。そのために自分の避難が遅れることになったのでしょう。危ないと思ったその瞬間はどんなに怖い思いをしたかと思うと胸が痛みます。
未希さんが住民に避難を呼びかけている模様は動画で公開されています。その動画には「この動画は決して削除してはいけない」というコメントが寄せられています。本当にそうだと思います。
未希さんだけでなく、住民の避難や救助のために活動した警察官や消防士の方も亡くなっています。こういう尊い犠牲を無駄にしないためには今後の震災対策にそれを生かさなければいけないと思います。
動画(YouTube)→ http://www.youtube.com/watch?v=M-neskB4FOc
ひこうき雲 ~荒井由美~
ある動画のコメントに次のようなものがありました。
東日本大震災で皆が沈んでいるとき、更なる訃報が。。。
元キャンディーズのスーちゃんが旅立たれました。
涙が止まりません。
お通夜に行きます、入れないかも知れないけど。。。
良いです、近くで悲しみを共有できれば最高です。
田中好子さんは、病床から被災者のことを案じていました。元気で女優を続けられていたら被災者のために活躍されていたと思います。それを思うと、どうしてこうも不幸が続くのかと思います。
しかし、悲しいことだけではありません。津波が来ることを必死に住民に向けて警報を流していた
宮城県南三陸町の町役場職員遠藤未希さん(25)の遺体が4月23日、見つかりました。未希さんが亡くなられたことは不幸なことなのですが、その遺体が発見できたということはせめてもの救いです。二カ月経っても行方不明者は一万人近くもいるといいます。
ひこうき雲 ~荒井由美~ ユーミン 震災で天使になった子供たちへ・・・ http://www.youtube.com/watch?v=7MSIKosOUWs
病床における被災者に対する熱い思い
あの未曾有の大震災が起きたのが3月11日。それから2カ月経ちました。5月11日現在の死者・行方不明者の数は約2万5千人、避難者が約11万5千人だといいます。津波による被害が甚大なものであったことから復興には相当の年月がかかることは必至です。原発の問題は進行中です。
10日、原発の事故のために避難している住民の初めての一時帰宅が実施されましたが、その際に自己責任を押し付けられたといいます。住民には何の落度もないのに自宅に戻ることに対して責任を負わされるとはどういうことかと思います。住民が怒るのは当然です。
家族団欒の場である自宅があるのにそこに帰ることがままならない。そういう状況にしたのは誰なのか。家族同然のペットや家畜を置いて自宅を離れなければならない住民にとって、それはどんなに身を切る程に辛いことだったかと思います。責任を負わなければならないのは、今回のような震災に対してあまりにも対策がお粗末だった政府や東京電力です。
3月11日のそのとき、田中好子さんは、病床にありながら被災者のために何ができるかということを考えていたといいます。
それから一ヶ月後の4月21日、田中好子さんはその生涯を閉じました。告別式(25日)でその肉声が公開されましたが、それは被災者に対する熱い思いが溢れていました。
元気に女優としての活動を続けられていたら、さぞかし被災者の支援のための活動も積極的にされていたはずです。病床にあった田中好子さんにとってそれはどんなに心残りであっただろうか、と思わざるを得ません。 合掌。
被災地にいない人に知ってもらいたいことhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110322/219097/?rt=nocnt より
この先、日常を取り戻すようになればなるほど、被災した方々は、いくつもの厳しい現実と向き合うことになるだろう。とりわけ今回の被災者には、高齢の方たちが多いように見受ける。この先復興していくうえで、おじいちゃん、おばあちゃんたちには、まだまだ元気に頑張ってもらわなくてはならないし、元気でいてほしいと心から願う。
平原綾香「Jupiter」その3
被災者のための応援歌 その4
あの震災からちょうど二ヶ月が経ちました。私は毎日、動画サイトのコメントを見てはその心温まるコメントに感動しています。今日も新しく見た動画の心温まるコメントに心を揺り動かされてしまいました。
「私たちは誰もひとりじゃない。ありのままにずーっと愛されている」という歌詞にもあるように、世界中から支援の輪が広がっています。個人としてはささやかな支援であってもそれが結集すれば大きな力になります。そういう支援の輪をもっともっと広げていきたいものです。
動画その3(YouTube) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=s4QlB2DX8zA
以下、動画のコメントより引用
僕はTVで見た地震をみて目を疑いそうになりました。ほんと自分のことではないのに涙がつぎつぎとこぼれます。TVで泣きながらあるいている人をみてもらいなきしてしまいますた。今日本は自身を失っています。この地震はみんなに「自身」を与える大きな大きなミッションだとおもっています大変悲しい地震でしたが、下をむかずに上を向いていきましょう!今を!泣きたい時はおもいっきり泣いていいのです。日本は地震に負けるような国ではありません!平原綾香「Jupiter」その2
被災者のための応援歌 その3
ネットには、平原綾香のこの「Jupiter」が数多く公開されています。著作権の問題をクリアしているのかわかりませんが、それらの動画には被災者のために何かをしたいと思う人のコメントが多く書き込まれています。コメントを寄せているそれらの人の思いに配慮して、著作権の問題は一時的に凍結してもらいたいと思います。
動画その2(YouTube) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=2Sdp-qLOy4w
以下、動画のコメントより引用
東日本大震災で被災された皆様、月並みな言葉で慰められるものではないと存じます。しかしながら、どうかこの曲にあるように「ひとりじゃない 深い胸のおくでつながっている」という希望を失わずにいてください。
まだ恢復の光は見えてはきません。しかしながら、どんな深い闇でもいつか必ず暁光が見えてくると信じます。未来の扉は必ずや開くものと想われます。
非力ですが関西の地より応援をしています。一日も早く復興の槌音が強く響くことを願ってやみません。 (阪神大震災の一被災者)
平原綾香「Jupiter」
被災者のための応援歌 その2
ネットに多くの動画が公開されていますが、それらの多くは被災者を励ますために公開されたものではありません。しかし、それを公開した意図に関係なく震災以後は、その動画に被災者を励ますコメントが書き込まれるようになりました。
励ましのコメントが書き込まれている曲のひとつに平原綾香の「Jupiter」があります。コメントが書き込まれるのは、この曲の持つ神秘的な荘厳さとやさしい思いやりに溢れたな歌詞にあるのではないでしょうか。
この曲は、平原綾香のデビュー曲ですが、これがヒットしたのは、楽曲としての素晴らしさに加えて、それを見事に歌いきっている平原綾香の独特の美声と歌唱力にあるのは言うまでもありません。とにかくいい曲だと思います。
平原綾香「Jupiter」より
私たちは誰もひとりじゃない。ありのままにずーっと愛されている。
夢を失うことよりも悲しいことは、自分を信じてあげられないこと。
愛を学ぶために孤独があるなら、意味のないことなど起こりはしない。
( 作詞:吉元由美、作曲:G.Holst )
動画(YouTube) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=K7rob0JVlfE
以下、動画のコメントより引用
阪神も新潟中越も柏崎も能登も復興しています。今回の地震で被災された皆様、必ず復興します。また、あなたたちは一人じゃない日本国民が応援しています。未来に希望を抱いて下さい。
岡本真夜「TOMORROW」
被災者のための応援歌 その1
言葉は、一言だけでも人をひどく傷付けもしますが暖かく励ましもします。その言葉にメロディーを付けた歌も人の心を強く揺さぶります。傷付いた心を癒すのが歌でもあります。
ネットには被災者を応援するため多くの動画が公開されています。
岡本真夜「TOMORROW」より
涙の数だけ強くなれるよ。アスファルトに咲く花のように。
見るものすべてにおびえないで。明日は来るよ。君のために。
( 作詞・作曲:岡本真夜、編曲:佐藤準 )
「被災地の人に聞いてもらいたい!」「とても勇気づけられます。元気がでました」「被災地に届きますように!」というコメントがたくさん寄せられています。私も震災の被災者の心情を思いやるとき、この曲は心情的にとてもしっくり来ます。言葉に表現できないメッセージが込められているかのようです。
動画(YouTube) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=b9Bi8x0XTFc&feature=fvsr